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表面含浸材の下地改質工としての適用性の比較
シラン系表面含浸材・けい酸塩系表面含浸材と塗装材の付着強さ試験

シラン系表面含浸材・けい酸塩系表面含浸材と塗装材の付着強さ試験

1. 試験概要

表面含浸材が、塗装材の付着性に与える影響を、シラン系表面含浸材・けい酸塩系表面含浸材塗布後、塗装材を施工した試験体での付着強さ試験により確認した。


 


 


2. 試験体

基板


モルタル基板 普通ポルドランドセメント使用


配合:水セメント比(W/C)= 50 %


寸法:角柱100×100×400 mm


表面含浸材


反応型SG :反応型けい酸塩混合型表面含浸材L-OSMO反応型SG


(けい酸リチウム・けい酸ナトリウム・けい酸カリウム配合)



けい酸A :反応型けい酸ナトリウム系表面含浸材(他社製品)


シランA :シラン・シロキサン系表面含浸材(他社製品)


シランB :シラン・シロキサン系表面含浸材(他社製品)


 


塗装材


アクリル樹脂系塗装材


 


 


3. 試験方法

基板の打設後92日間経過後に表面含浸材を塗布し、塗布後54日間経過後に塗装材を施工し、施工後28日間経過後に引張試験機を用いて付着強さ試験を行った。



 


 


4. 試験結果

試験結果(接着強さ、破断箇所)を表1に示す。破断箇所の状況を写真7に示す。




シラン系表面含浸材塗布試験体は、接着強さが1.0 N/mm2下回る場合や、測定不能となる場合があった。シラン系表面含浸材が、塗装材の付着性を阻害することが確認された。


けい酸塩系表面含浸材塗布試験体は、接着強さが同等か向上する場合があった。けい酸塩系表面含浸材が、塗装材の付着性を阻害することは確認されなかった。


 


※含浸しきらず表面に残存した薬剤の洗浄は必要です。


※本試験結果をもって全ての表面被覆材と【L-OSMO】シリーズの付着性を保証するものではありません。施工の際は、サンプルをご提供しますので相性確認をお願いします。


 


 


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